
Amazing SPIDER-MAN(“ASM”)を漸く読了。3カ月にも及ぶ長い話Death Spiralの最終話990(26)号、991(27)号について。今回も添付画像は、Iban Colleoが描いたvariant版の表紙で、990(26)号の表紙Mary Jane Watson (“MJ”)の図。(9冊合わさらないと一枚の画にならないやつ)ColleoのMJは良いね。
筋書をJoe Kelly、画をFrancesco Manna、Ed McGuinness、Carlos Gomezが担当。現行のSPIDER-MANで一番駄目な点、複数のアーティストによる画で話の途中でガッカリしちゃうというのが今回の話でも顕在化してしまった。一人のアーティストが担当するには1ヶ月に2冊というサイクルでは厳しいのではないか。それであれば1970年代から90年代にかけてのAmazingと Spectacular、形容詞なしのように並行で話を進めた方が品質を担保できるんじゃないかな。
続いて粗筋。元Venomの宿り主Eddie BrockやMJ、Peterの近親者を今回の悪役Tormentは次々に血祭りにあげている。そして殺人狂CarnageがTormentに合体するやら、SPIDER-MANに寄生するやら話は何か無茶苦茶。PeterとMJはそれぞれの近親者May伯母さん、Anna伯母さんの命をTormentから守ることができきるか。
気になったシーンや台詞を紹介。今回の見せ場はVenomに憑依されたMJがTormentをビルの高層階から落として殺したところ。Venomの台詞。”Is that you or me?”MJそれともVenomどっちが殺したん。Peterが電話越しにMJに問いただしている。”You tried to save Carnage. Say tried to …”あれこれCarnageじゃなくてTormentでしょう?いずれにせよMJの台詞は”The good guys won. Let’s leave it at that.”とPeterの質問をはぐらかしている。これはあまり好きな終わり方じゃないな。
直接今回読んだ2冊でではないのだが、PeterとMJの間を切り裂いた悪役Paul Rabinが死んだのは蛇足かな。そもそもPaulとMJはその前に別れたらしい。(ASMでは触れられただけで詳細は謎。)それで二度と出演しないで良いと思う。
Peterの近親者と言えば公式にはMay伯母さんしかいなかった。さらに言えば2014年に出版されたグラフィックノベルにてPeterの妹Teresaが紹介されている。彼女が本当に妹なのかは曖昧。Spectacular SPIDER-MANに彼女は再登場しているが、もう少し彼女の出番が欲しいところだ。今回のTormentの殺人リストに彼女は入っていない。もっと言えばPeterのクローンBenも入っていないな。Paulなんてどうでも良いチョイ役じゃ納得できないよ。
そして、近親者で言えば990(26)号に初めてPeterの従弟?従兄?が登場した。名前は不明。これが噂のMay伯母さんの秘密らしい。そしてこいつは腹黒いやつみたいな予感。まだまだ、この先楽しみな展開が待っていそうだ。